ご挨拶
消費の時代から持続可能な社会への変化へ。それは私たちの生活に必要不可欠なエネルギーも例外ではなくなりました。限りある資源から恒久的なエネルギーへと移行しています。再生可能エネルギーの普及を進めていくことは地球温暖化などの環境問題に深く関わった、世界全体の課題でもあります。
当社はリチウムイオン電池研究開発を主とし、宮城県の宮城復興パーク内にて2016年に設立致しました。東北大学と合同でリチウムイオン電池の製造技術開発を行い、地域特性を考慮した大容量リチウムイオン電池の地域への供給技術を確立しました。加えてエネルギーの地産地消を目指し、地域内で生み出した太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーの蓄電を可能に致しました。
今後は製造開発に加え、 IoTやAIによるビックデータの収集・分析を用い、電池と通信の一体化を目指します。通信技術との一体化によって、幅広い用途への電気利用が可能となり、未来社会への新たな産業を創出する原動力が生まれると期待しております。
リチウムイオン電池は、持続可能な社会の実現に大きな役割を担う存在だと信じ、スマートシティでの活用実現に向けて、エネルギーの効率的な活用技術に貢献できるよう日々取り組んでまいります。
代表取締役 竹島一成