製品概要
マンガン系リチウムイオン電池
これまでの生産工程を見直したマンガン系リチウムイオン電池は、一般に使われているコバルト系・ニッケル系のリチウムイオン電池とは異なり、熱安定性に優れ、安全性が高いという特徴があります。
ドライルームレス電池量産技術の確立
弊社では、ドライルームを使わない電池の量産技術を確立しました。
その成果は、大規模な設備投資をせず、従来の十分の一以下の投資でリチウムイオン電池の生産を可能にしました。
これにより、新興国が製造した電池の基本特性と差がない電池を製造し、稼働時の電気代を最大一億円下げることができ、中小企業でもリチウムイオン電池の生産が容易にできると見込んでいます。
用途に適した電池の開発
我々は、電池の高エネルギー密度を目指す研究とは別に、一般の人が容易に取り扱える実用的な電池を開発することも重要なテーマだと考えています。
「多品種少量生産ライン」を活用し、低温用、高温用、高出力用など用途に適した電池開発にも注力しています。
実際にA社大手自動車工場内自動搬送車にも弊社の電池が使われており、B社が開発する自動車に対しては、EVコンバージョンを行い走行能力に対して高い評価も頂いています。
新たなビジネス創出に向けて
現在、弊社では被災地の中小企業にて電池の量産を行い、全国のユーザーに供給しています。
将来は日本の地方企業が、電池を必要とする世界中へ電池生産システムを輸出する「新しいビジネスへの創出」へ支援してまいりたいと考えています。